2007年「太陽」薬師寺

薬師寺本尊開眼1310年記念「PRESENT TREE LIVE」参加時に、薬師寺へ奉納。地球に大きな恩恵を与えてきた太陽への畏敬の念と、今後の地球環境への願いを込めたこの作品は、期間中、薬師三尊像が安置される薬師寺の金堂内にて展示された。

2008年「顔魂〜KAODAMA」展 森アーツセンターギャラリー(六本木ヒルズ)

TATUYA ISHII EXHIBITION2008 顔魂〜KAODAMA〜
過去と現代が結託して未来を翻弄する
期間:2008年1月31日〜2月17日
会場:森アーツセンターギャラリー(六本木ヒルズ52階)
作品数:86点

古来より伝わるダルマに、現代に生きる石井竜也が命を吹き込んだこの物体が、未来のどこかで発見されたら…そんな悪戯のような気持ちで開催された展覧会。会場では無数の顔魂が暗闇に浮かびあがり、異空間を生み出した。

2008年「顔魂〜KAODAMA〜心の顔〜」展 薬師寺 聚寶館

TATUYA ISHII EXHIBITION2008
顔魂 KAODAMA 〜心の顔〜
期間:2008年8月23日〜9月7日
会場:奈良・薬師寺[聚寶館(じゅほうかん)]
作品数:60点

通常は重要文化財などが祀られている薬師寺「聚寶館」にて、同寺に奉納された「太陽」をはじめ、新作5点を含む60点を展示。悠久の時を感じる空間にて、違和感一つなく鎮座する顔魂たちは、さらにパワーを吸収し存在感と迫力を増していた。

2009年「NEMORIAS」東京ディズニーシー

東京ディズニーリゾート25周年を記念して“海に沈み何百年か経った後に引き上げられたイメージ”として制作されたこの顔魂は、2009年1月〜4月に東京ディズニーシー内に展示。まるで最初からそこに存在していたかのように、パークの世界観に深く溶け込んでいた。

2010年「太陽風―PROMINENCE-」シルク・ドゥ・ソレイユ シアター東京

“太陽のサーカス”を意味する「シルク・ドゥ・ソレイユ」のために作成したこの顔魂は、「ZED」を見て感じた情熱と躍動感から、太陽から立ち上る火柱「プロミネンス」をイメージ。高さ3m85cmの超大型顔魂。シルク・ドゥ・ソレイユ シアター東京のロビーにて現在展示中。

2010年「顔魂 in 京都街中スクエア」

期間:2010年7月1日〜8月31日
会場:二条城および室町通りを中心とした京都街中12箇所
作品数:約40点

石井竜也が制作してきた100を超える「顔魂」のうち約40作品を、古都らしい風情ある町家や店舗など、京都市内の十数か所に展示。また期間中には、世界遺産である二条城にて、大型新作2点「河童幻想」「龍神伝説」が特別展示された。

2011年「LUNA BAMBINO」ルナ・レガーロ~月からの贈り物~

エンターテインメント・レストラン『ルナ・レガーロ~月からの贈り物~』(主催:フジテレビ)にて、パフォーマーの衣裳デザインを担当した石井竜也が、同ステージにインスピレーションを受け制作。『ルナ・レガーロ』のテントの色が黄色とブルーであることから、同じ色彩を持つアメリカの“イエローストーン国立公園”の間欠泉付近の神秘的な風景をイメージした。満月と三日月が一緒になった不思議な形の彼の目は、完全には閉じておらず、パフォーマーのスリルある演技に思わず目をつぶりそうになる、そんな子どもの気持ちが表現されている。

2011年「心海」比叡山延暦寺奉納

2011年11月、石井竜也コンサート「天夕紅山(てんゆうこうざん)in 比叡山延暦寺」開催時に、この年起きた東日本大震災犠牲者への供養として同寺へ奉納。コンサート直前に比叡山延暦寺の総本堂・根本中堂にて行われた奉納法要では、顔魂『心海』の前で、石井竜也によりアカペラでの童謡「ふるさと」も歌い捧げられた。

2011年「鶴丸降臨」 JALありがとうジャンボセレモニー

40年以上に渡って飛び続けた、日本航空(JAL)のボーイング747-400型(通称:ジャンボ)のラストフライトを記念して、成田空港の格納庫にて引退セレモニーが行われた。『浪漫飛行』(’90年)『WHITE MOON IN THE BLUE SKY』(’97年)と、JALのキャンペーンソングに携わってきた石井竜也は、このセレモニーにゲストとして参加し、JALのマークである “鶴丸”をモチーフとした顔魂『鶴丸降臨』を贈呈。「上は親のツルで、下は生まれたばかりの雛。親より子が大きいのは、これから生まれ変わるJALにも、そうなってほしいという思いが込められています」と石井。現在はJAL本社に展示されている。

2013年「SNIFF OUT 2013」

期間:2013年7月20日~21日
会場:インテックス大阪
作品数:24点

「ホンモノの音とアートを“嗅ぎ当てろ!!(=SNIFF OUT)”」をテーマに掲げ大阪にて行われた、音楽フェスとアートフェスの融合という新しい形のイベントに、24点の「顔魂」作品を出展。ブース中央には、この日のために完成させた新作「悪魂浄化」が初披露された。また石井竜也もスペシャルライブを行ったミュージックエリアでは、ステージ横に高さ約4mの大型顔魂「PROMINENCE」も展示された。

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